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help リーダーに追加 RSS AIG傘下の残された損保も追加売却か?・AIG、スター生命とエジソン生命は一括売却へ!

<<   作成日時 : 2008/10/14 22:20   >>

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アメリカのサムプライムローンによる経営破綻により保険業界の再編成が始まりそうな雲行きとなってきました。
AIGは、AIG傘下で残された損保の追加売却も「規模拡大を狙う損保系生保なども買収を検討している」と見られ、業界再編は加速するようです。


AIGに378億ドル追加融資、FRB計1200億ドル超
(2008年10月9日19時48分 読売新聞)

【ニューヨーク=山本正実】米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、政府管理下で再建を進める米保険最大手AIGに対し、新たに最大378億ドル(約3兆7800億円)を追加融資すると発表した。

 FRBは9月16日、これとは別に2年間の返済期限で850億ドルの融資枠設定を表明し、このうち610億ドル(9月末時点)が貸し出された。

 2回の融資枠設定で計1228億ドルが支援されることになる。初回の発表から1か月もたたないうちに枠を使い果たした格好だ。




AIG支援に3兆7800億円を追加融資 FRB
(CNN Japan2008年10月09日)

ノースカロライナ州シャーロット(AP)米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、経営難に陥った米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対する最大378億ドル(約3兆7800億円)の追加融資を決めた。

AIGの保険子会社が保有している債権を担保として最大378億ドルを融資、AIGが必要に応じて資金を確保できるようにする。
6日現在でAIGが借り入れ可能な債権は372億ドル。

AIGは9月に経営難に陥り、政府がAIG株の79.9%を取得するのと引き換えに、FRBが850億ドルのつなぎ融資枠を設定した。
9月30日現在でAIGは既に610億ドルを引き出している。



AIG、政府融資枠の57%を既に借り入れ=FRB
(ロイター 2008年 10月 11日 07時14分 JST)

[ニューヨーク 10日 ロイター] 連邦準備理事会(FRB)の統計によると、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)は、政府融資枠1228億ドルのうち既に703億ドルを借り入れた。

 FRBは当初AIGに対し、850億ドルの融資を発表していたが、8日に追加支援を発表し、貸出額は最大1228億ドルに拡大した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が10日伝えたところによると、AIG救済策の発表以来、ニューヨーク連銀とFRBが雇った外部の専門家からなる調査チームは、AIGグループ内外の資金の流れを調べている。

 また、FRBはAIGの部署に当局者を派遣したほか、AIGのエドワード・リディ最高経営責任者(CEO)とFRBの銀行監視責任者は1日に何回も話し合ってきたという。

 FRBによる緊急融資は、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引相手に担保を提供すること、および証券貸による損失補てんに主に利用された。

 AIGとニューヨーク連銀から、ロイターの取材に対するコメントはまだ得られていない。
 アナリストは、9月16日の政府支援獲得後、世界的な金融市場の混乱が強まるなか、同社のバランスシートが一段と悪化したとみている。
 AIGの株価は10日、一時16%超下落した。




AIG損失「昨年から忠告」 元監査担当、米公聴会で証言
(フジサンケイ ビジネスアイ2008年10月13日)

米国の公的管理下にある米保険大手AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)で会計監査を担当していたジョセフ・セントデニス氏が、2007年からAIGのデリバティブ(金融派生商品)の査定方法に問題があると指摘していたことが、米政府の議会公聴会の文書で明らかになった。
米下院の監視・政府改革委員会が7日に開いた公聴会で、セントデニス氏は文書による証言を行った。

 この中で同氏は、金融機関の間で焦げ付きリスクの分散などに使われるデリバティブの一種、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)によって、AIGが損失を出すのではないかとの懸念を表明した。
しかし、デリバティブ部門の責任者、ジョセフ・カッサーノ氏は、この忠告を聞き入れなかったという。

 セントデニス氏はAIGが政府の公的管理下に置かれる前に、この事実を明らかにした上で抗議していた。
セントデニス氏は、カッサーノ氏から、「監査のプロセスを台無しにされかねない」との理由で同社の監査からはずすと通告を受けたことを明らかにした。

 セントデニス氏はこれに抗議し07年9月に退職したという。
同社は販売の際に保証していたCDSの価値が下落したため、250億ドル(約2兆5170億円)の評価損を計上した。
AIGの広報担当のニック・アシューフ氏と、カッサーノ氏の弁護士、ジョセフ・ワリン氏からはこの件に関して反応はまだない。

 05年までAIGの経営者であった、グリーンバーグ氏は、10月の第2週に入り、議会に対してAIGを去って以来、同氏が整備していた管理体制は弱体化したか、もしくは見直されていたと証言した。

 一方で、6月までAIGのCEO(最高経営責任者)を務めていたサリバン氏と、9月までAIGを率いていたロバート・ウィルムスタッド氏の両氏はAIGが認識できなかった損失を強制的に計上することを強いた会計ルールを非難している。(Ari Levy)




AIG傘下の生保3社を売却 残された損保も追加売却か!?
(ダイアモンド・オンライン週刊ダイヤモンド編集部【第44回】 2008年10月14日)

米金融危機をきっかけに経営難に陥った米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)。
政府による緊急融資枠850億ドル(約9兆円)が設けられ、この返済のための資産売却に注目が集まっていた。

 10月3日、AIGは、企業向けの損害保険事業と海外の損保事業、中国などアジアで展開する一部の生命保険事業に集中すると発表。

その直後に行なわれた電話会議で、既定路線と見られていたAIGスター生命保険とAIGエジソン生命保険に加え、日本のアリコジャパンを含む米アリコも売却することが判明し、業界内では驚きの声が上がった。

 無理もない。アリコジャパンはAIGの稼ぎ頭。保険料等収入は1兆4657億円(2007年度)で、生保業界では大手4社に次ぐ第5位。スターとエジソンを合わせれば、優に2兆円を超える。

 この決断の背景には、同時に発表された借入額が、すでに610億ドル(約6兆4000億円)に上っていたことがある。
金利は「懲罰金利ではないか」(関係者)と思われるほど高く、3ヵ月LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)に8.5%をプラスするため、10%を超える。さらに、借りていない枠の部分にまで8.5%の金利が発生する仕組みになっている。

 このカネを返せなければ、AIGは再度の危機に直面する。そのため、稼ぎ頭である日本の生保事業の売却という苦渋の決断を余儀なくされたのだ。
 とはいえ、これだけの規模の保険会社を買収できる会社は限られる。
外資では、仏アクサや独アリアンツ、国内では、東京海上ホールディングスなどが応札すると見られている。

また、「規模拡大を狙う損保系生保なども買収を検討している」(関係者)と見られ、業界再編は加速する。
 今回残ることになった損保のAIU保険、アメリカンホーム保険とて安泰ではない。
いまやAIG傘下の商品を積極的に購入する顧客は少ない。

いったん借金が返せても、残された事業の収支が悪化すれば、さらなる追加売却が行なわれ、損保業界にも再編の波が押し寄せるだろう。
(『週刊ダイヤモンド』編集部 藤田章夫 )



米AIGのグリーンバーグ元CEO、代替救済案を提示へ
(ロイター2008年 10月 14日 17:37 JST)

[14日 ロイター] 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)のハンク・グリーンバーグ元最高経営責任者(CEO)は、AIG救済策の代替案を発表する見通し。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

 それによると、グリーンバーグ氏は同案を米証券規制当局に提出し、さらにポールソン米財務長官や主要議員にも提示する意向という。

 詳細は明らかではないが、9月の米政府による850億ドルの救済策の修正を含むものになるとみられている。
 政府は前週、AIGへの融資額を1228億ドルに引き上げた。
 AIGのコメントは現時点で得られていない。



FRB、AIGのリスクを読み誤る
(日本経済新聞2008年10月14日)

 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(NYSE:AIG)は、資産の売却を急ぐなか、取引相手から多額の現金支払いを求められているため、政府が設定した融資枠からさらに90億ドルを引き出した。

 これでAIGは政府から3週間で703億ドルを借り入れたことになる。また、借入金を返済するために、時間と競争しながら資産を売却しようとしている。
だが同社の事業部門を売ろうにも、金融市場が悪化しているため、買い手を見つけるのが困難になっている。

政府は当初、AIGに最大850億ドルを融資するとしていた。
だが8日には378億ドルの追加融資を決め、融資総額は最大1228億ドルに拡大した。

 AIG株の9日終値は、前日比0.80ドル(25.08%)安の2.39ドル。
 AIG救済策の検討にかかわったある人物は、「米連邦準備制度理事会(FRB)は、資本市場が機能不全に陥ることや、株式相場が下落し続けることは、想定していなかった。
この両方がAIGの資金繰りを困難にしている」と語った。

 AIGはFRBからの当初の借入金を主に2つの目的に充てた。
1つは、信用リスクを移転させる取引手法であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引相手に支払う担保。
もう1つは、貸し証券の損失の穴埋め。貸し証券による損失の恐れが高まったため、FRBは今週再び介入する必要があった。

 多くの社債やその他の証券の市場価格は、9月16日にAIGが最初の救済を受けた時点に比べ急落している。
例えば、高格付けの社債の平均価格は6%下落した。
このような高格付けの社債が比較的短期間に大幅に値下がりするのは異例だ。



「1兆円は高い買い物」 日本生保大手がアリコ買収ためらう
(10月14日11時45分配信 J-CASTニュース)

アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が売却を決めたアリコ・ジャパンの買収が難航しそうだ。
事実上の国有化となったAIGが日本で事業を展開するアリコやAIGスター生命、AIGエジソン生命の保険料収入は3社合わせて2兆1393億円と、国内大手に匹敵する。
なかでもアリコ・ジャパンは知名度が抜群で、食指を伸ばす国内外の保険大手は少なくないとされた。

ところが、「高い買い物になり兼ねない」(大手生保の関係者)、場合によっては「誰も手を挙げないかもしれない」とささやかれ始めた。

■アリコ買収で一気に規模拡大
 米AIG本社は2008年10月3日、アリコ・ジャパンやAIGスター生命、AIGエジソン生命を売却する意向を発表した。
アリコだけでも、その保険料規模は約1兆5000億円。
買収額が1兆円超ともいわれる「大型合併」のゆくえに、保険業界はにわかに揺らぎはじめた。

 保険離れが進んで減収傾向にある国内の生・損保にとって、アリコを収められれば一気に規模を拡大できる。

 アリコは終身医療保険や入院保険などの保険商品を、通信販売や銀行の窓口販売で拡大してきた。
「誰でもはいれます」という宣伝でテレビや新聞・雑誌で大々的な広告展開していたことで、知名度は高い。

「通信販売で獲得してきたアリコの顧客と、既存の保険会社とは顧客層が異なる」(大手生保の関係者)、「アリコの商品は掛け捨て型なので、配当負担がないのがいい」(別の大手生保)と、買収のメリットが語られている。

その一方で、医療保険や入院保険を主力としてきたアリコの顧客は、大手保険会社の補完的な役割を担ってきたので、「買収しても顧客はダブるだけ」(大手損保の関係者)ともいわれる。

 ある業界関係者は「1兆円もの買収額を考えると、国内でアリコを買えるのは、日本生命か東京海上ホールディングスしかない」と話す。
国内保険会社にしても、世界的な株価下落の影響を受けている。

9月末の有価証券含み益は、朝日生命が含み損になるなど軒並みダウン。
10月10日には、とうとう大和生命が経営破たんした。経営環境は厳しく、買収はそう簡単ではなくなってきている。

 しかし、大手生保の試算では、日経平均株価が7500円まで暴落しても、保険金の支払い余力を表す指標であるソルベンシー・マージン比率(200%が健全性の目安)は「800%程度を維持できる」という。
つまり、大手生保であれば「1兆円」の出費もガマンできないことはないわけだ。では、なぜ躊躇するのか。

■資産の中身が不透明という見方

 それは、アリコの財務情報の少なさだ。
たとえば、アリコが保有していたAIG株は、世界的な金融危機によって、大幅に下落。4−6月期には1377億円の評価損を計上した。

その結果、3月末に913.3%あったソルベンシー・マージン比率が809.6%に下がり、さらに7月以降もAIG株が下落したため、残りのAIG株(簿価2366億円)も毀損する可能性が高まっていた。

 J-CASTニュースがAIGに、アリコの増資後(9月末時点)のソルベンシー・マージン比率を聞いたところ、「中間期決算前で数値を精査しているところなので、わかりません」と話した。
株価7500円になったときも、「わからない」という。

 このように、「アリコ・ジャパンは支社なので、これまでの日本の生保の買収とは違って不透明な点がある。
そもそも、資産の痛みぐあいがわからないのに、1兆円は高すぎる」という保険関係者の声は少なくない。
当初、アリコ買収に前向きだったアフラックのダニエル・エイモスCEOが、突然慎重になったのもそのためだ。

 AIG株は「後がない」株価水準。買い手からすれば、株価下落が続けば資産価値が下がり、より割安で買収できる。
一方のAIGは公的資金を受け入れていることもあって、できるだけ高値でアリコを売りたい。
AIG日本法人は、「アリコなどの売却については、本国が交渉していて、いまのところ状況は伝わってきていません」と話す。



大和生命の次はどこだ!?暴落株価、生保を直撃
(日刊ゲンダイ(10月14日10時00分・日刊ゲンダイ2008年10月11日掲載)

連日の株暴落で生保各社の体力が急激に衰えている。
保有株の含み益が日に日に減少しているのである。
そうしたら大和生命が10日に破綻。いよいよ生保危機が現実だ。

 大和生命は、サブプライム関連の投資で大損し債務超過に陥った。
生保の破綻は、01年の東京生命(現T&Dフィナンシャル生命)以来7年ぶりだ。

 株式市場も敏感に反応した。10日は戦後3番目の下落率(9.62%)で終値は8276円まで下がった。
暴落に次ぐ暴落で歯止めがきかない現状だ。

 この調子だと、恐ろしいのが連休明け(14日)の市場だ。
第一生命経済研究所の嶌峰義清主席エコノミストが言う。

「G7が10日午後(日本時間11日午前)に始まりますが、効果ある対策を打ち出せるとは思えません。
米国が公的資金を使って資本注入するにしても『いつ、どこに、どれぐらいの額』などを明確にしないとマーケットは反応しないでしょう」

 暴落が止まらなければ、さらなる生保破綻の恐れも出てくる。
保有株の含み益がパーになる水準は、明治安田で株価7400円、日本生命が7600円、大同生命は8000円。
朝日生命や住友生命、三井生命、第一生命などは、すでに含み損領域に突入した。

「こうした数字は3月末時点での試算です。現在は最大手の日生でも、日経平均8000円程度で含み損が発生すると見る関係者もいます」(金融ジャーナリスト)

 最大手ですら危機的状況なのだから、他はもっと大変だ。経営状況を知る判断材料のひとつに格付けがある。
スタンダード&プアーズ(S&P)やムーディーズなどが公表しているものだ(別表)。

 破綻した大和生命は、表中で最も下の「B」だった。その他「B」クラスの格付けを持つのは朝日生命、三井生命、住友生命の3社。

「サブプライムの直撃を受けなくても、含み損が膨らみ財務内容が悪化する恐れはあります。
未曽有の金融危機を乗り切れるかどうか」(前出のジャーナリスト)
 格付けは、あくまで格付け会社の判断だから、危機と直接結びつけるわけにはいかない。
しかし、注視すべき情報ではある。

【主な生保の格付け一覧】
◇社名/S&P/ムーディーズ/格付投資情報センター
◆アイエヌジー生命/AA−
◆アクサ生命/AA//AA
◆アクサフィナンシャル生命/AA+//AA
◆朝日生命/BB+/Baa3/BBB−
◆アメリカンファミリー生命/AA/Aa2/
◆アリコジャパン/A+/Aa3↓/
◆AIGエジソン生命/A+/Aa3↓/
◆オリックス生命/A−//A+
◆ジブラルタ生命/AA/Aa3/
◆住友生命/BBB+/A2/A
◆ソニー生命/A+/Aa3/AA
◆第一生命/A/A1/AA−
◆大同生命/A/A1/A+
◆太陽生命/A/A1/A+
◆日本生命/AA−/Aa3/AA
◆ハートフォード生命/AA−//
◆富国生命/A−/A2/AA−
◆プルデンシャル生命/AA//
◆マスミューチュアル生命/AA//
◆三井生命/BBB−/Baa2/BBB+
◆明治安田生命/A−/A1/A+
◆大和生命///B
(ムーディーズの→は、格下げ方向で検討中、空欄は格付けなし)



生保危機が再燃してきたゾ!大手9社中4社が含み損
日刊ゲンダイ(10月12日10時00分)

生命保険会社は大丈夫か――。日経平均株価があっさり1万円を割って、9日にはあわや9000円の底も抜けるかという局面に立たされた。

米国はAIG救済を決めたものの、次なる大手生保の危機説が浮上してNYダウが大きく売り込まれた。
こうなると、最大の機関投資家として、株式を大量に保有する国内生保の経営状況を心配する声が上がるのは当然だ。

 そこで、大手9生保の保有株式の含み益がゼロになる日経平均株価を別表のとおりまとめてみた。
8日の日経平均が9203円だから、すでに4社(朝日、住友、三井、富国)が含み損を抱える事態となっている。
抵抗線の9000円を割り込むようなことになれば、生保2位である第一生命の含み益までが吹き飛ぶ恐れが生じる。この衝撃は大きい。

 実は各生保のゼロ水準は08年3月時点のものだ。9月時点のゼロ水準は現在、各社が精査中で確定していないが、生保の買値は上がっているものとみられる。

 金融事情に詳しい株式評論家の杉村富生氏がこう指摘する。
「生保は、加入者の解約や保険金支払いに備えて株価の上昇局面で保有株を売却し利食いしていることが多く、売買するたびに生保の買値が高くなっていると考えられます。

それにゼロ水準は理論的な数値でしかなく、7000円台という生保トップ級の採算ラインは、実際には8000円近辺になっている可能性があります。
生保の内実はけっこう苦しい状態にあるのではないでしょうか」

 日本株の暴落がこのまま続けば、健全運営を続けてきた生保経営に赤信号がともることになる。
 すでにアリコジャパンは財務悪化で、国有化された米国の親会社AIGから900億円の資本注入を受けている。

 生保業界も激震で、「しばらく鳴りを潜めていた国内生保44社の大再編に火がつく」(生保幹部)とのヨミがすでに始まっている。
 金融危機に見舞われている欧米のトバッチリが日本の生保を襲うのに、そう時間はかからないかもしれない。

【生保大手の含み損益ゼロ水準】

◇生保名/日経平均株価
◆明治安田生命/7400円
◆日本生命/7600円
◆大同生命/8000円
◆太陽生命/8270円
◆第一生命/8800円
◆富国生命/9300円
◆三井生命/9400円
◆住友生命/1万400円
◆朝日生命/1万2750円
(日刊ゲンダイ2008年10月9日掲載)



AIG、スター生命とエジソン生命を一括売却へ
(日本経済新聞 2008年10月17日8時00分)

 米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が日本の傘下生保であるAIGエジソン生命保険とAIGスター生命保険を一括して売却する方針を固めた。

来月にも売却希望額など具体案を買収候補企業に提示する見通し。
アリコジャパンについては米アリコと一括して売却する考えだ。

 AIGエジソン生命とAIGスター生命は来年1月に合併を予定しており、年内には売却先を決める方針だ。
現在、資産査定の代理人が財務内容などを精査している。
2社合計の売却額は数千億円規模とみられる。







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