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zoom RSS 生保主要9社が円高で業績に逆風が吹き始め、利息収入が現役しマイナス金利で運用難

<<   作成日時 : 2016/05/29 15:47   >>

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 主要生命保険8グループでは今期(2017年3月期)の保険本業収益を示す基礎利益において、円高や国内金利の低下に伴う利息・配当金収入の減少が見込まれることから減益か横ばいを予想していることが配信されていました。
 第一生命の川島貴志専務は「円高進行による外国証券の利息・配当収入の減少を見込んでいる」と述べ、日本生命の児島一裕常務は日本銀行のマイナス金利政策導入による金利低下に伴い「銀行窓販で円建て商品の販売休止の影響が出てくる」とみているとのコメントも配信されています。
 生保主要各社の減益について、償還金の再投資では利回りの高いものから低いものに入れ替わり、利配収入の大きな減収要因となっており、マイナス金利幅が拡大した場合には「当年度よりもさらに後に影響を与える」との見方を示していることも各報道機関より配信されていました。



主要生保、9社が減益 円高で利息収入が目減り
( SankeiBiz 5月27日(金)8時15分配信 )
 主要生命保険12社の2016年3月期連結決算が26日、出そろった。
基礎利益は、為替水準が前期に比べ円高ドル安に推移し外国債券の利息収入が目減りした影響などで9社が減益となった。
 日本生命保険、第一生命保険は買収効果などで増益を確保した。
17年3月期は利息収入のさらなる減少に加え、日銀のマイナス金利政策で、貯蓄性の高い円建ての一時払い保険の値上げや販売休止が進む見通し。
生保各社の取り巻く環境が厳しくなってきた。

 16年3月期の売上高に相当する保険料等収入は、利回りの低下で一時払い保険の販売を抑制する明治安田生命保険、T&Dホールディングスなど5社が減収となった一方、金利が高い外貨建て商品の販売が好調に推移した日本生命、第一生命など7社が増収となった。
日本生命は、団体保険の大口契約の獲得にも成功したことで、第一生命に奪われていた保険料等収入の首位の座を2年ぶりに奪還した。

 一方、基礎利益は外国債券の利息収入減に加え、明治安田生命保険、住友生命保険は昨年夏以降の株価下落で変額年金の運用が悪化したことも影響した。
 17年3月期の業績は、マイナス金利政策の実施で、「販売面において利回りが低下する貯蓄性商品の魅力が一層低下する」(明治安田生命の荒谷雅夫常務執行役)影響を受ける。
運用面においては、ただちに大打撃を受けるわけではないが、低金利環境が続けば経営のリスクとなりかねない。

 長期に保有する利回りの高い国債が満期を迎え、低い利回りの国債の割合が増え続ければ、契約者に約束した利回りを下回る「逆ざや」に陥る可能性も高まるからだ。
 今後は、成長分野への投融資や外国債券への投資といった運用の工夫が業績を左右することになりそうだ。

最終更新:5月27日(金)8時15分


生保、円高で9社減益 3月期決算 外国債券の利息目減り
( 産経新聞 5月27日(金)7時55分配信 )
 主要生命保険12社の平成28年3月期決算が26日、出そろった。
基礎利益は、為替水準が前期に比べ円高ドル安に推移し外国債券の利息収入が目減りした影響などで9社が減益となった。
 日本生命保険、第一生命保険は買収効果などで増益を確保した。
29年3月期は利息収入のさらなる減少に加え、日銀のマイナス金利政策で、貯蓄性の高い円建ての一時払い保険の値上げや販売休止が進む見通し。
生保各社の取り巻く環境が厳しくなってきた。

 また、日本生命は団体保険の大口契約の獲得に成功し、第一生命に奪われていた保険料等収入の首位の座を2年ぶりに奪還した。
 28年3月期の売上高に相当する保険料等収入は、利回りの低下で一時払い保険の販売を抑制する明治安田生命保険、T&Dホールディングスなど5社が減収となった。
金利が高い外貨建て商品の販売が好調に推移した日本生命、第一生命など7社が増収となった。

 一方、基礎利益は、外国債券の利息収入減に加え、明治安田生命と住友生命保険は、昨年夏以降の株価下落で変額年金の運用が悪化したことも影響した。
 29年3月期の業績は、マイナス金利政策の実施で、「販売面において利回りが低下する貯蓄性商品の魅力が一層低下する」(明治安田生命の荒谷雅夫常務執行役)としている。
 運用面において、ただちに大打撃を受けるわけではないが、低金利環境が続けば経営のリスクとなりかねない。

 長期に保有する利回りの高い国債が満期を迎え、低い利回りの国債の割合が増え続ければ、契約者に約束した利回りを下回る「逆ざや」に陥る可能性も高まる。
 今後は、成長分野への投融資や外国債券への投資といった運用の工夫が業績を左右することになる。各社の運用力が問われることになりそうだ。
 富国生命保険の桜井祐記常務執行役員は、26日の決算会見で「ここ数年は取り巻く環境が追い風だったが、今後は平常時に戻る」との見通しを示した。

最終更新:5月27日(金)8時16分


生保各社の業績に逆風が吹き始めた。マイナス金利で運用難
( ニュースイッチ 5月27日(金)7時43分配信 )
今期、保険料等収入で日生2年ぶり首位
 生命保険会社の決算に逆風が吹き始めてきた。
国内生保9社の2017年3月期見通しは、本業のもうけを示す基礎利益で7社が減益か横ばいを見込む。
日銀のマイナス金利政策で低金利が加速し、運用環境が激変。利息配当収入の減少などが響く。
好決算が続いてきた生保だが、マイナス金利によって16年度は難しいかじ取りを迫られることになる。

 「この低金利の影響で16年度は減収・減益を見込んでいる」。
日本生命保険の児島一裕取締役常務執行役員は見通しをこう説明した。
15年度は団体年金の受託が好調なほか、買収した三井生命保険の連結効果で増収増益、保険料等収入は2年ぶりに首位となった。
ただ、足元の低金利の影響が16年度から本格的に響き、楽観はできない。

 実際、本業の売り上げを示す保険料等収入は7社が減収の見込み。低金利で貯蓄性保険の値上げに伴う駆け込み需要や販売休止をしたことが影響しそう。
 基礎利益は4社が減少、3社が横ばいを見込む。
「ここ1―2年が出来過ぎ」(富国生命保険の櫻井祐記取締役常務執行役員)だっただけに、低金利や円高基調が相まって運用環境が一変。
利息配当収入の減少が影響しそうだ。

最終更新:5月27日(金)7時43分


主要生保:今期は減益か横ばい見込む、円高・金利低下で利息や配当減
( Bloomberg 5月26日(木)18時56分配信 )
(ブルームバーグ):主要生命保険8グループは今期(2017年3月期)、保険本業の収益を示す基礎利益で減益か横ばいを予想している。
円高や国内金利の低下に伴う利息・配当金収入の減少を見込む。
 第一生命の川島貴志専務は「円高進行による外国証券の利息・配当収入の減少を見込んでいる」と述べた。
日本生命の児島一裕常務は、日本銀行のマイナス金利政策導入による金利低下に伴い「銀行窓販で円建て商品の販売休止の影響が出てくる」とみている。
償還金の再投資では利回りの高いものから低いものに入れ替わり、利配収入の大きな減収要因となる。
マイナス金利幅が拡大した場合は「当年度よりもさらに後に影響を与える」との見方を示した。

 明治安田生命は利差益の減少で4300億円程度と減益の見通しだが、米スタンコープの子会社化でグループベースでは前期水準を確保できるとみている。
朝日生命は今期、逆ざやの減少を見込んでおり、木村博紀常務は「利配収入も減少するが、予定利率の減少幅のほうが上回る結果、逆ざやも減少する」と述べた。


前期最終益は3%減
 前期(16年3月期)の連結最終利益はかんぽ生命保険、日生、第一で増益となったものの、他の5グループは減益となり、合計では前の期と比べて3.2%減となった。
基礎利益は合計では同5.9%減の2兆7700億円。

 日生は利息・配当金収入が増加し利差益(順ざや)が好調に伸び6年連続の増益となった。
明治安田は利差益が期中の円安などで有価証券償還益の増加や平均予定利率の低下で順調に拡大したものの、金利低下・株価下落で責任準備金の積み増し負担が増えたことなどを背景に減益となった。
利差損益は朝日を除く全社で改善した。
 第一の川島専務は「ヘッジ外債等の積み増しで利回りを確保する一方で、追加の責任準備金等の繰り入れと金利動向を踏まえた予定利率の設定で平均予定利率は下降トレンドをたどっている」と指摘。
この結果、超低金利環境が継続する中でも順ざやを維持している。
連結保険料等収入は同1.4%増の26兆8600億円だった。
 日生は団体年金の大型受託や窓販が好調だったほか三井生命の業績が加わり増収。
第一は米プロテクティブの連結化、住友生命は貯蓄性保険の販売が好調でそれぞれ増収となった。
T&Dホールディングスは金利低下による一時払い保険の売り止めで減収だった。
 

保険料等収入は連結、カッコ内は2015年3月期との比較(%)。
基礎利益は単体、ただし日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命はグループ、T&D、富国生命は傘下国内生保の合算値※利差損益の「+」は順ざや「-」は逆ざや、カッコ内は15年3月期実績、日本生命は三井生命と、富国生命はフコクしんら生命との合算値

記事についての記者への問い合わせ先:東京 伊藤小巻 ,kito@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:宮沢祐介 ;
Sree Vidya Bhaktavatsalam
持田譲二, 平野和 ,ymiyazawa3@bloomberg.net,sbhaktavatsa@bloomberg.net

最終更新:5月26日(木)18時56分

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