トップが語る生保の低金利への対応策は リセット金融

 日銀が2016年1月29日にマイナス金利政策の導入を決めてから4年になりますが、国内では「マイナス金利」が常態化し、生命保険のビジネスは運用、商品開発両面で揺さぶられている現状について低金利時代への対応策を業界大手のトップに聞いた記事が報道機関に掲載されていましたのでご紹介してみたいと思います。


生保、低金利への対応策は リセット金融・トップが語る(5)
( 日本経済新聞 電子版 2020/1/20 22:36 )
 日銀が2016年1月29日にマイナス金利政策の導入を決めてから4年。
国内では「マイナス金利」が常態化し、生命保険のビジネスは運用、商品開発両面で揺さぶられている。
低金利時代への対応策を業界大手のトップに聞いた。


日本生命保険・清水博社長 「組織一体で運用力強化」
――低金利は生保経営にどう影響していますか。
 「厳しい環境だ。生保の運用は契約者に約束する予定利率を安定的に上回ることが最大の使命だ。ここ数年は海外への投資を増やしてきた。為替相場の安定で運用収益を確保できたが、危ういバランスに立っている」
 ――国債への依存度をさらに下げますか。
 「一方的に依存度を下げることはしない。円建ての長期負債に見合うのは円の長期金利だ。機会があれば国債や円建て社債などに資金を投じることを意識する」
「国際分散投資に強い運用会社がグループ内や提携先にある。日生と大樹生命保険の一般勘定から社債やオルタナティブ(代替投資)の運用資産12兆円と、アナリストなどの人員をニッセイアセットマネジメントに移管する。グループ一体で運用力を強化する」

 ――1月に一時払い終身保険の「標準利率」が初のゼロ%になり、販売を休止する生保もいます。
 「円建ての貯蓄性の商品への引き合いは強く、運用収益を出せる状態が続く限りは販売を続けたい。損を出してまで続ければ不利益が生じかねず、適切に判断する」
 ――デジタルの活用は。
 「生保とデジタルの親和性は高い。19年4月から5万人の営業職員にビッグデータを活用
した端末を携帯させた。生保のネット加入は今後、一気に普及する可能性がある。ネット完結型は軽んじず、検討を進める」

明治安田生命保険・根岸秋男社長 「国債からの脱却進める」
 ――今後の金利動向をどう見ますか。
 「2020年度から3カ年の新中期経営計画が始まる。今後10年間、今の超低金利環境が続く前提で策定する。危機感は大変強く、これまでの延長線ではない『フェーズチェンジ』が必要だ」
「運用では国債からの脱却を進め、外国債券や株式、投資信託、不動産への比率を高める。不動産には今後10年間で3500億円を投じる。リスク管理を含め、運用インフラやルールなどの体制を抜本的に見直す」

 ――円建ての一時払い終身保険の販売を休止しました。
 「貯蓄分野の商品は、円金利が回復してくれば商品を投入できる。だが、国債市場が現状のままならば、外貨建てのラインアップでいくしかない。保険会社に対する新たな資本規制が導入されようとしている中で、無理な金利リスクは取れない。健康増進や病気の重症化予防などの保障分野の商品に力を入れる」
 ――具体的な予定は。
 「2月に認知症保険を発売する。特に高齢者に対する対面のアフターフォローに力を入れることで、認知機能のチェックや予防に取り組む」
「また21年には、全国で2000人規模の訪問型のチームを新しく立ち上げる。既存の営業職員と連携しながら、保険金の請求に必要な書類を病院に取りにいったり、役所から書類を請求したりといった事務手続きをサポートする」

聞き手から 長期化でひずみも
 大手生保では外国証券へのシフトが続きそうだ。
外債などの利息配当収入の増加で収益力を示す「基礎利益」は各社とも好調。
 一方、円相場変動の影響を抑える「ヘッジコスト」の増加は基礎利益に反映されず、実力は見えにくい。
銀行窓販では外貨建て保険の拡販で苦情も増えている。
低金利長期化に伴うひずみへの対処は道半ばだ。

(牛込俊介)

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