日本生命が中堅代理店保険ショップ「ライフサロン」を買収し「保険乗り合い」に参入

 日本生命保険が複数の保険会社の商品を扱う「乗り合い代理店」の運営に乗り出すとの配信がありました。
配信された記事によると全国で50店舗を展開する中堅代理店のライフサロン(東京)を今月中にライフサロンの第三者割当増資を引き受け、株式の9割超を約10億円で取得し子会社化し、営業職員の訪問では接触しづらい20~30代の共働き世帯など新たな顧客層の掘り起こしを行っていくようです。
 今回の乗り合い代理店の参入には、ライフサロンが首都圏や京都府、北海道などに約50店舗を構える保険ショップとして、日本生命や明治安田生命保険など16生保、11の損害保険会社の保険商品を取り扱い、店舗を訪れ、複数の保険商品を比較できる点が若い世代を中心に支持を集めていることから買収後、日本生命から10人ほど送り込み新規出店など事業拡大を加速させ、10年後には新規出店を300店に増やしてゆく方針のようです。
 また、買収後も取り扱う保険商品に変わりはないのですが、国内保険市場で主力の営業職員経由以外の販売が伸びていることを踏まえて売れ筋商品の把握を迅速化し、商品力を高めてゆくようです。


日生が「保険乗り合い」に参入=中堅代理店を買収
( 時事通信 2015/5/19 13:01 )
 日本生命保険が複数の保険会社の商品を扱う「乗り合い代理店」の運営に乗り出すことが19日、分かった。
全国で50店舗を展開する中堅代理店のライフサロン(東京)を約10億円で買収する。
営業職員の訪問では接触しづらい20~30代の共働き世帯など新たな顧客層の掘り起こしが狙い。
 乗り合い代理店は、店舗を訪れ、複数の保険商品を比較できる点が若い世代を中心に支持を集めている。
日生はライフサロンが月内に実施する増資を引き受け、株式の9割超を取得。
買収後、新規出店を進め、10年後に300店に増やす方針。
 
最終更新日:2015/5/19 13:06


日本生命が保険ショップ「ライフサロン」を買収
( SankeiBiz 2015/5/19 10:21 )
 日本生命保険が独立系保険ショップ「ライフサロン」(東京都千代田区)を買収することが19日、分かった。
今月中にライフサロンの第三者割当増資を引き受け、株式の9割超を約10億円で取得し子会社化する。月内に発表する。
 ライフサロンは、首都圏、京都府、北海道などに約50店舗を構える保険ショップで、日本生命や明治安田生命保険など16生保、11の損害保険会社の保険商品を取り扱っている。
 買収後も取り扱う保険商品に変わりはないが、国内保険市場で主力の営業職員経由以外の販売が伸びていることを踏まえ、売れ筋商品の把握を迅速化し、商品力を高める。
 日本生命は10人ほど送り込み新規出店など事業拡大を加速する。
店舗は今後10年で300店舗まで増やす方針。

最終更新日:2015/5/19 10:35


首位陥落「日本生命」 巻き返し買収資金1兆5000億円用意で業界騒然「買収されるのはどこだ」
( SankeiBiz 2015/5/18 10:05 )
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激烈な首位争いを繰り広げている日本生命(写真は大阪市の本社ビル)(左)と、第一生命(東京都千代田区の本店ガ入る第一生命館)

 売上高に相当する保険料等収入で、戦後初めて2位に陥落することが確実視される日本生命保険。第一生命保険に抜かれ、初の屈辱を味わうことになる“王者”の焦りは相当だ。
 今後10年で1兆5000億円という巨額の資金を買収に充てる方針を打ち出したのも、危機感の表れにほかならない。
 保険業界内では、日本生命の巨額資金の行方に注目が集まり、さまざまな憶測が飛び交っている。
中堅生保の買収話が飛び出すなど、保険業界内さざ波が立っている。


のんびりムード一変、緊張感走る社内
 「トップライン(保険料等収入)で抜かれてもボトム(基礎利益)は、圧倒的にうちが上。取り立てて騒ぐ必要もない」。
こんなおっとりした雰囲気が日本生命の社内には根強く残っていた。
 だが、3月末にそんなのんびりムードの社内に緊張感が走った。
新たに策定した中期経営計画に、「揺るぎない国内ナンバーワンプレゼンスの確立」を掲げ、「打倒・第一生命保険」を鮮明にしたのだ。
 筒井義信社長の悔しさは相当なもので、「わたし自身が、この会社に入ったのはナンバーワンだからだ」と述べるなど、王者のプライドをむき出しにする。
 社員に対しても、「首位陥落は、重く受け止めるべき。トップラインでナンバーワンの座でなくなり続けるということは、いずれ、ボトムにも効いてくる」と危機感を訴える。
 こうした状況に、ライバルの第一生命保険も「いよいよ本気で巻き返しにくる」と戦々恐々だが、一方で中堅生命保険会社には「飲み込まれる」という危機感が高まっている。
 すでに業界では、日本生命の買収先として、いくつか中堅生保の具体的な名前が取り出されている。商品開発力に定評のある中堅生保やネット系生保などだ。
 ただ、いずれも憶測の域を出ず、名前が挙がっては消える状態が続いている。
「それほど日本生命の1兆5000億円の買収の行方に業界が注目している」(大手生保関係者)からだ。
 一方で、日本生命の買収先に対するハードルは限りなく高い。
堅実といわれる、とある中堅生保のデューデリジェンス(資産査定)を行った際、「これで経営が成り立つのかと絶句した」といわれるほどだ。


業界地図変わる可能性
 今回、日本生命が国内生保を買収する狙いは、第一生命に比べ出遅れる、銀行などの窓口で保険商品を販売する「窓販」を機動的な態勢にするためだ。
ただ、筒井社長は「思いが通ずるような買収相手が見つからなければ、自前で作る」と買収ありきでないことを打ち明ける。
 ただ、自前で新たにつくる場合は、保険業免許取得が新たに必要となるなど、「準備に1年半はかかる」(大手生保関係者)とされる。
 果たして、王者のお眼鏡にかなう花嫁は国内にいるのだろうか…。
業界地図が大きく塗り変わる可能性があるだけに、業界は日本生命の動向を固唾をのんで見守っている。

最終更新日:2015/5/18 10:05

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