第一生命 渡辺社長が目指すは「世界トップ5」

 生命保険業界トップだった日本生命保険を戦後初めて第一生命保険が抜きさり業界首位に立ったのですが、第一生命保険が世界市場に軸足を移そうとしていることが配信されました。
 第一生命保険の渡辺光一郎社長は毎日新聞社のインタビューに応じて、「(売上高に相当する)保険料等収入や当期(最終)利益などで2020年に世界トップ5を目指す」と語り、人口減少で国内市場が縮小する中で海外展開を積極的に進めていく考えであることを語ったそうです。


<第一生命>渡辺社長、目指すは「世界トップ5」
( 毎日新聞 6月11日(木)20時8分配信 )
 生命保険業界で戦後初めて日本生命保険を抜いて業界首位に立った第一生命保険が世界市場に軸足を移そうとしている。
 同社の渡辺光一郎社長は毎日新聞のインタビューに応じ、「(売上高に相当する)保険料等収入や当期(最終)利益などで2020年に世界トップ5を目指す」と語った。
人口減少で国内市場が縮小する中、海外展開を積極的に進めていく考えだ。

 第一生命は15年3月期連結決算で、保険料等収入が5兆4327億円となり、日本生命を約950億円上回った。
 ただ、海外では、昨年の保険料収入が約12兆円だったアクサ(フランス)を筆頭に、アリアンツ(ドイツ)、ゼネラリ(イタリア)、チューリッヒ(スイス)、プルデンシャル(英国)などが上位を占めている。

 第一生命は現在、世界で10位前後に位置しており、今後も収入の拡大を図る方針。
渡辺社長は「利益水準がまだ低い」とも語り、18年3月期の当期利益を15年3月期から4割増の2000億円規模にする目標を示した。
 カギを握るのは、海外保険会社のM&A(企業の合併・買収)だ。
米国やシンガポールを拠点に積極的にM&Aを進めていくことに加え、渡辺社長は未開拓の欧州についても「マーケット(市場)の動向を見ながら検討を深める」と強調。
 一方、国内市場では来年10月に持ち株会社化し、傘下の各子会社が銀行窓販や来店型ショップ、法人・個人への営業をそれぞれ専門的に担う体制を整備。
商品開発力も高めつつ、シェア拡大を狙う。

【土屋渓】
最終更新:6月11日(木)22時31分


第一生命、20年めどに「世界5位目指す」 M&A含め事業拡大に意欲
( SankeiBiz 2015/6/11 06:09 )
 第一生命保険の渡辺光一郎社長は10日までにフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、企業価値を高めることを狙いに、「2020年をめどに世界5位以内を目指す」方針を明らかにした。
 株主や保険契約者に対し、収益をより多く還元していくためにも、規模や利益の拡大が必要と判断。
事業拡大に向け、海外の地域統括会社の強化や、迅速なM&A(企業の合併・買収)を実現していく。

 第一生命は15年3月期決算の売上高に相当する保険料等収入で、戦後初めて日本生命保険を上回り、国内首位の座を奪ったばかり。
渡辺社長は「介護保険や年金保険のニーズを的確に捉え、子会社を使って迅速に販売した結果」と振り返りつつ、「(上回ったことを)意識していない」と気を引き締めた。
 第一生命は国内外で事業を強化している。
海外では今年2月、米プロテクティブを5800億円で買収し、国内生保としては初となる大型買収に乗り出した。
国内では「商品力、供給スピードの向上が図れる」ことを狙いに、主力の営業職員以外のチャネルを子会社に任せた。
競合他社に先駆け、新しいビジネスモデルの構築を進めている。

 渡辺社長は「保険料等収入の一指標で(日生に)勝った、と喜んでいる場合ではない」と述べたうえで、「国内外の子会社の好事例なども積極的に取り入れ、グループ全体で成長を続けていく」と強調した。
 さらなる事業拡大に向け、「米、シンガポールの地域統括会社の権限を高め、柔軟に素早くM&Aを実現していく」とした。
北米では、事業買収で規模を拡大してきたプロテクティブを活用し、「円安水準下でも為替リスクが発生しないドル建てでの買収を検討していく」方針だ。
 このほかリスク分散の観点から、欧州にも統括会社を置くことも来年以降、検討していくという。渡辺社長は「国内他社とはステージが違う」と自信をのぞかせた。
 保険料等収入などは、仏アクサ、独アリアンツ、米メットライフが世界の上位3位を占め、第一生命は10位前後からの飛躍を目指す。
 ただ、日生も国内外で買収を検討するなど巻き返しに動いており、業界内の競争が激しくなりそうだ。

最終更新日:2015/6/11 06:09

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