損保大手3社の売上高最高は海外や自動車保険好調だが

 損害保険大手3グループの2017年4~12月期連結決算が出そろったのですが、売上高に当たる正味収入保険料は全社が前年同期と比べ増収で、4~12月期としては過去最高となったのですが、海外事業や国内の自動車保険が好調だった反面最終利益は台風21号や北米のハリケーンなど自然災害の影響で2社が減益となり重荷となってしまったようです。


損保大手3社、売上高最高 海外や自動車保険好調
( Sankei Biz 2018.2.16 05:00 )
 損害保険大手3グループの2017年4~12月期連結決算が、出そろった。
売上高に当たる正味収入保険料は、全社が前年同期と比べ増収で、4~12月期としては過去最高となった。
海外事業や国内の自動車保険が好調だった。
最終利益は台風21号や北米のハリケーンなど自然災害の影響で2社が減益だった。
 東京海上ホールディングス(HD)は、海外事業が伸びたため、収入保険料は7.0%増の2兆7157億円だった。
最終利益は3割減。米国の法人減税で税負担が軽くなるため、18年3月期は、最終利益予想を上方修正し最高益を見込んでいる。
 MS&ADホールディングス(HD)は、不正アクセスなどを補償する企業向け保険の新商品が好調で収入保険料は0.8%増だった。
最終利益は53.4%減った。
 SOMPOホールディングス(HD)は、米国を拠点とする損保子会社を買収したため大幅な増収となった。
最終利益は海外の子会社清算に伴って計上した特別利益が貢献して、過去最高だった。



自然災害が重荷に、大手損保4~12月、MS&ADは5割減益
( 日本経済新聞 2018/2/14 20:00 )
 大手損害保険3グループが14日発表した2017年4~12月期連結決算は、国内外で相次いだ自然災害が業績の重荷となった。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(HD)など2社が最終減益だった。
米国のハリケーンや山火事に加え、国内の台風で保険金支払いが膨らんだ。
一方で国内損保事業は堅調で、各社とも売上高に当たる正味収入保険料は過去最高だった。
 3社は昨年の米ハリケーンに伴う影響は4~9月期決算ですでに反映しているが、4~12月期は昨秋以降に米カリフォルニア州で発生した山火事や国内の台風21号による損害が保険金支払額を拡大させた。
 災害の影響が最も大きかったMS&ADインシュアランスグループHDは、純利益が前年同期比53%減の976億円、東京海上HDは30%減の1593億円だった。
 SOMPOHDは17年に買収したSOMPOインターナショナル(旧米エンデュランス)を軸とした海外子会社の組織再編に伴う清算益や税負担減少で25%増の1372億円と最高益を確保。自然災害の影響を補った。
 18年3月期は東京海上HDが純利益を前期比2%増の2800億円と見込む。
米法人減税で「繰り延べ税金負債」を取り崩すためだ。SOMPOHDとMS&ADは従来予想を据え置き、減益の見通し。



損保3社:4-12月純利益28%減、自然災害で-東海上が通期上方修正
( ブルンバーグ2018年2月14日 17:30 JST伊藤小巻 )
 手損保3グループの4-12月連結純利益は、前年同期比28%減の3942億円となった。
北米を襲ったハリケーンや、国内の相次ぐ台風などの自然災害で保険金支払いが膨らんだ。
各社が14日発表した。
  東京海上ホールディングスは前年同期比30.2%減の1593億円となった。
通期予想は、米税制改正で米子会社の減税効果を織り込み500億円上方修正し2800億円とした。
  MS&ADインシュアランスグループホールディングスは同53.4%減の976億円。
SOMPOホールディングスは買収したSOMPOインターナショナル(旧エンデュランス)の連結効果で、海外の自然災害によるマイナス影響をカバーし増益となった。
両社は業績予想を据え置いた。


純利益予想 単位:億円(%) 4-12月
       正味収入保険料 4ー12月    純利益通期
東京海上H  27157( 7.0)  1593(△30.2)  2800( 2.2)
MS&AD  26240( 0.6)   976(△53.4)  1450(△31.1)
SOMPO  21796(15.6)  1372( 25.0)  1520(△ 8.7)


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