AIGエジソン生命とAIGスター生命の買収に米プルデンシャルとマニュライフ生命などが応札へ

AIGエジソン生命とAIGスター生命社2社の売却の入札が5日に行われる予定だったのが9日にずれ込んでいたのですが、再度延期となり今週末に実施されることとなったそうです。

今回の入札には米プルデンシャル傘下のジブラルタ生命社とカナダの保険会社大手であるマニュライフ生命保険の2社に加えた外資系保険会社4社、日本の保険会社1社の合計5社が入札に参加する見込みとのこと。
AIG生命保険社としては年内にも売却先を決定したいようです。



AIGエジソンとスター買収、プルデンシャルとマニュライフなど応札へ
(ロイター2008年 12月 9日 19:57 JST)

[東京 9日 ロイター] 米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)が売却するAIGエジソン生命とAIGスター生命に対し、米プルデンシャル(PRU.N: 株価, 企業情報, レポート)の傘下のジブラルタ生命(東京都千代田区)に加え、カナダの保険会社大手、マニュライフ生命(東京都調布市)など外資系保険会社4社と、日本の保険会社1社の計5社が応札する見通しとなった。

 複数の関係筋が明らかにした。
 入札は今週末にも行われ、AIGは年内に売却先を決定する予定だ。

 関係筋によると、入札は当初5日の予定だったが9日にずれ、再度延期となって今週末に実施される見込みになった。売却価格は数千億円に達する見通し。

 AIGは10月、損害保険事業に経営資源を集中する経営方針を示し、日本のアリコ、AIGエジソン生命、AIGスター生命の生保3社を売却すると発表していた。

AIGはグローバルのファイナンシャル・アドバイザー(FA)にJPモルガン(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)、ブラックストーン(BX.N: 株価, 企業情報, レポート)を採用し作業を進めている。

 プルデンシャルの広報担当者はロイターに対し「個別事案にはコメントはできない」、マニュライフの広報担当者は「コメントは差し控える」と述べた。現時点でAIGの広報担当者のコメントは得られていない。

 AIGエジソン生命は旧東邦生命(後に旧GEエジソン生命)、AIGスター生命は旧千代田生命が前身。
保険料等収入はそれぞれ約4070億円、約2660億円(08年3月末時点)で、業界22位と23位。

 ジブラルタの保険料等収入は約6500億円(14位)で、エジソンとスターを買収すると、合算ベースでアフラックや大同生命を抜き業界6位に浮上、マニュライフの保険料等収入は約7940億円(11位)。

マニュライフがエジソンとスターを買収すると、保険料等収入は合算ベースでアリコジャパン(5位)とほぼ肩を並べる。

 日本国内の保険料等収入ランキングの上位4社は、日本生命、第一生命、明治安田、住友生命の国内勢で、5位にアリコが入る構図となっている。



AIGスター、エジソン買収にカナダ大手も名乗り
(朝日新聞2008年12月10日7時37分)

カナダの保険大手マニュライフ・フィナンシャルが、世界最大級の保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下のAIGスター生命保険とAIGエジソン生命保険の買収に名乗りをあげた。

今週末に締め切られる1次入札に参加する。
大手生保のT&Dホールディングス(太陽、大同)や米大手保険会社プルデンシャルが応札する方針で、計3社の競争になる公算が大きい。


 マニュライフはアジアを中心に19の国や地域に事業を展開。
日本では、00年に経営破綻(はたん)した第百生命保険の経営を引き継いだ。
変額年金保険の販売に強みを持つ。

 今後、1次入札で絞られた会社が両社の財務調査を行い、年明けには最終選考を経て買収企業が決まる見通し。



AIG系生保2社 カナダ大手も買収意向
(2008年12月10日 読売新聞)

米保険最大手AIGが売却を表明しているAIGエジソン生命保険とAIGスター生命保険について、カナダの保険大手、マニュライフが買収の意向を示していることが9日、明らかになった。

 AIGは週内にも入札参加企業の募集を締め切る予定だ。すでに米保険会社プルデンシャル傘下のジブラルタ生命保険も入札に参加することが明らかになっているほか、他の外資系生保や国内生保の一部も入札に関心を示しており、競合が確実だ。

 マニュライフは、日本国内では2000年に経営破綻(はたん)した旧第百生命保険の契約を引き継ぐ形で、マニュライフ生命保険を展開している。



<マニュライフ>AIG2生保の買収に名乗り
( 毎日新聞12月10日18時20分配信 )

カナダ保険大手のマニュライフ・ファイナンシャルが、米AIGが一括での売却方針を決めたAIGエジソン生命保険とAIGスター生命保険の買収に名乗りを上げたことが10日、分かった。

米保険大手のプルデンシャル傘下のジブラルタ生命保険も買収に名乗りを上げており、競合は確実とみられる。
AIGは今週末に入札を締め切り、年明けにも売却先を決定する方針。
売却価格は数千億円になる見通し。


 マニュライフは、00年に破綻(はたん)した旧第百生命保険を買収し、日本でマニュライフ生命保険を展開している。
08年3月時点の総資産は1兆8193億円で国内生保業界22位。【辻本貴洋】
最終更新:12月10日18時20分



マニュライフも検討 AIGエジソンとスター生命の買収
(日本経済新聞2008年 12月 10日)

米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が一括売却の方針を示しているAIGエジソン生命保険とAIGスター生命保険の買収に、カナダ保険大手のマニュライフ・ファイナンシャルが関心を示していることが10日わかった。

マニュライフは今週末にも実施される第1次入札に参加する見通しだ。
 マニュライフは日本のマニュライフ生命保険の親会社。
マニュライフ生命は2000年に破綻した第百生命保険の契約を引き継いだ。
変額年金保険の販売に強みを持ち、08年3月期の個人保険の保有契約高は5兆7000億円で国内22位。(18:01)



AIGのアリコ売却、仏アクサ・米メットライフ・中国CICなど4社が名乗り=関係筋
(ロイター2008年 12月 10日 17:24・19時14分配信JST)

[東京 10日 ロイター] 米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)が売却を表明している生命保険会社アリコに対して、仏保険大手のアクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)と、米保険大手メットライフ(MET.N: 株価, 企業情報, レポート)、中国の政府系ファンド中国投資有限責任公司(CIC)、英保険大手プルーデンシャル(PRU.L: 株価, 企業情報, レポート)が買収の意向を示していることが10日、分かった。複数の関係筋がロイターに明らかにした。

 関係筋によると、名乗りを上げた4社とAIGは買収に向けた条件について、個別に協議に入っている。
AIGは各社が提示した買収価格や買収後の事業展開などの条件を見極めた上で、年明けにも最終決定するための入札を実施するとみられる。
関係筋は、買収価格が1兆円規模に達する可能性があるとしている。


 4社のうちアクサとメットライフは、アリコが展開する日本を含めた世界の事業を買い取る意向を示している模様。
プルデンシャルは、日本を除くアジア地域の事業を買収したい考え。
中国のCICは、アリコの株式の一部を譲り受ける方向で協議に入っている。


 AIGは10月、損害保険事業に経営資源を集中する経営方針を示し、アリコ、AIGエジソン生命、AIGスター生命の生保3社を売却すると発表していた。
アリコは米国に本社を置き、日本ではアリコジャパンとして事業を展開。
世界に展開しているが、日本での事業が収益の半分以上を占めている。
アリコジャパンの2008年3月期の保険料等収入は1兆4657億円で、国内5位となっている。

 AIGはグローバルのファイナンシャル・アドバイザー(FA)にゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)、ブラックストーン(BX.N: 株価, 企業情報, レポート)を採用し作業を進めている。
当初起用されていたJPモルガン(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)はFAを降りた。
(ロイター日本語ニュース 布施太郎記者)
最終更新:12月10日19時14分



<アリコ>仏アクサなど4社が買収検討
(毎日新聞12月11日0時51分配信 )

仏保険大手アクサなど4社が、米政府の公的管理下にある米保険大手AIGが売却方針を決めた生命保険会社アリコの買収を検討していることが10日わかった。

アクサのほか、米保険大手メットライフ、英保険大手プルーデンシャル、中国の政府系ファンド中国投資有限責任公司(CIC)の計4社。
AIGは近く入札を実施して売却先を最終決定する。


 アリコは日本ではアリコジャパンを展開している。
AIGは米国本社も含めたアリコ全体を一括売却する意向で、その場合の買収価格は1兆円規模に達する可能性がある。


 関係者によると、アクサとメットライフは、アリコジャパンを含めた全体を取得する意向だが、プルーデンシャルは日本を除くアジア地域、CICはアリコ株式の一部取得を検討している模様だ。



アリコ買収に4社が名乗り アクサや中国ファンド
(2008/12/10 23:14 【共同通信】)

 米政府の管理下で経営再建中の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が売却を決めている生命保険会社アリコの買収に、仏保険大手のアクサや中国の政府系ファンドなど4社が名乗りをあげていることが10日、分かった。

 買収価格は1兆円規模に達するとみられており、AIGは年明けにも最終決定に向けた入札をする見通しだ。
 関係者によると、買収を検討しているのは、アクサのほか、世界的な保険グループの英プルーデンシャルと米メットライフ。
中国投資有限責任公司(CIC)も強い関心を示している。


 アリコは、米国に本社を置き、世界約55カ国で事業を展開。日本でもアリコジャパンが営業している。
 4社のうち、アクサとメットライフは、日本を含めた世界の事業を取得する意向を示しているが、プルーデンシャルは日本を除いたアジア事業などの買収を検討しているもよう。CICは株式の一部を買い取ることを検討しているとみられる。


 4社とAIGは既に買収条件について協議に入っており、AIGは各社が示した価格や事業展開などの精査を始めたもようだ。



アリコ買収、新たに欧米3社が関心か 年明け入札実施
(日本経済新聞2008/12/11)

 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が売却の方針を示した生命保険会社アリコについて、仏アクサ、米メットライフ、英プルーデンシャルの海外大手保険会社が新たに買収に関心を示しているもようだ。

アリコを巡ってはすでに中国の政府系ファンド、中国投資有限責任公司(CIC)が出資交渉をしている。
AIGは年明けにも入札を実施し、売却先を決めるとみられる。


 CICは11月、中国の保険会社と投資連合を形成し、アリコの株式を最大49%取得する交渉に入った。
欧米3社も買収交渉に加われば、アリコ売却は海外勢による争奪戦に発展する。
買収価格は1兆円規模になるとの見方がある。
(07:00)



米アリコ買収に仏アクサなど名乗り 米保険大手も
(2008年12月11日7時7分)

米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が売却する方針を打ち出した同社子会社の米アリコについて、仏保険大手アクサや米保険大手メットライフなど複数の保険会社が買収の意欲を示していることが10日、明らかになった。

 アリコの保険料等収入は日本事業が7割を占めるが、日本以外でも東欧、南米など50カ国以上で事業を展開しており、売却額は1兆円を超すとされる。
関係者によると、アクサとメットライフはアリコの事業すべてについて買収する意欲を示しているという。


 一方、アリコの一部地域事業を分割して希望する企業もあるといい、入札のやり方も含め、流動的な部分が残されている。
AIGのフィナンシャルアドバイザーを務める金融機関は、なおも他の保険会社への働きかけを続けており、入札は年明け以降になる見込みという。


 アクサは94年に日本法人のアクサ生命保険を設立し、団体生命保険に強い。
メットライフも01年に三井住友海上火災保険と合弁会社を設立し、日本で保険事業を展開している。



アリコ買収 仏アクサなど名乗り
(2008年12月11日 読売新聞)

米保険大手AIGが売却の意向を示している傘下の生命保険会社アリコに対し、仏アクサや英プルーデンシャルなど世界的な保険グループを含む数社が買収に名乗りを上げていることが10日、明らかになった。

 アリコは日本ではアリコジャパンを営業しているが、AIGは日本事業を含む全部門の一括売却を目指す方針で、買収金額は1兆円規模になる可能性がある。
今後、売却に向けた入札を行い、来年にも売却先を決める意向だ。


 アリコは世界50か国以上で事業を展開。アリコジャパンは2008年3月期の保険料収入で国内5位の有力生保だ。

 アリコ買収の行方によっては、国内生保の勢力図にも大きな影響を与えると見られている。
 一方、AIGが一括売却を表明している日本のAIGエジソン生命保険とAIGスター生命保険については、カナダ保険大手マニュライフ、米保険大手プルデンシャル傘下のジブラルタ生命保険など計5社が買収を検討している。






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