損保の16年度の国内保険料が8年ぶり収入減!

 円高による保険料の目減りや世界的な海運市況の低迷により海上保険も軒並み苦戦しているのですが、15年度に生じた駆け込み需要の反動により保険料が4~11%程度減った火災保険の落ち込みも響きました。
 大手損害保険3グループが発表した2016年度の国内保険料収入(速報値)は、前年度から微減の計7兆6037億円であり、前年度実績を下回ったのは8年ぶりだったことが報道機関より配信されました。


損保8年ぶり収入減 16年度の国内保険料
( 日本経済新聞 2017/4/6 20:57 )
 大手損害保険3グループが6日発表した2016年度の国内保険料収入(速報値)は、前年度から微減の計7兆6037億円だった。
前年度実績を下回ったのは8年ぶり。
 15年度に生じた駆け込み需要の反動で、保険料が4~11%程度減った火災保険の落ち込みが響いた。
円高による保険料の目減りや世界的な海運市況の低迷で、海上保険も軒並み苦戦した。
 MS&ADグループ、東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングスが、傘下の主要損保の保険料収入を集計し、公表した。
 15年度には各社が契約期間10年を超える火災保険の取り扱いを15年10月にやめる前に割安感のある長期契約に切り替える駆け込み需要が発生。
16年度はその反動で火災保険料が落ち込んだ。海上輸送の停滞を映し、輸送中の貨物を対象とする貨物保険や船舶の損害を補償する船舶保険も10%前後の減少だった。
全体の約半数を占める主力の自動車保険はそろって微増だった。
 単体ベースでは、損害保険ジャパン日本興亜が14年9月の合併時から守ってきた首位の座を初めて東京海上日動火災保険に明け渡した。



損保大手4社3月期営業成績 火災保険の反動減で明暗
( Sankei Biz 2017.4.7 06:09 )
 損害保険大手4社が6日発表した2017年3月期の営業成績速報によると、売上高にあたる収入保険料は東京海上日動火災保険が増収で過去最高を更新して3年ぶりに首位となった。
損害保険ジャパン日本興亜など3社は減収だった。
一昨年10月の火災保険料引き上げに伴う駆け込み需要の反動減を補えたかで明暗が分かれた。
 東京海上は主力の自動車保険の新規契約が伸びたことなどを背景に、前期比1.5%増の2兆3256億円となった。
 損保ジャパンは、7.3%減の3443億円となった火災保険の反動減により0.6%減の2兆3144億円だった。
 三井住友海上火災保険は0.9%減の1兆5819億円、あいおいニッセイ同和損害保険は0.6%減の1兆2407億円だった。
 収入保険料に再保険の引き受けや契約などを加味した決算上の売上高にあたる正味収入保険料では、損保ジャパンが首位を守る見通し。


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